入院生活、そして退院

出産当日はそのまま1泊。
夕方、ジェマが祖父母と一緒にお見舞いに来てくれました。朝別れた後からずっと、とってもお利口に過ごしてたそうで、さっそくちょっとお姉ちゃんになったのかな?赤ちゃんとの対面ではなぜかちょっと照れたようなはにかんだ様子でした。

最近お気に入りの自分撮り・・・・


前回の出産のときは麻酔の影響か鎮痛剤のせいか定かではないが、かなり意識もうろうとしてて赤ちゃんとの対面の喜びを感じたり、名前を最終的に決定するとか考えれないほどボーーーーーーっとしてた。そしてその割には開腹部分の痛みが激しく2−3日はほんまに寝たきり状態でした。
が、今回は、選択したepidural(硬膜外麻酔)の効果が長持ちするとか言う利点のおかげか、翌日には普通に歩けた・・・。
しかもこっちでは医者からも看護婦からもシャワーをすすめられる。(日本では考えられないような・・・?)病院はどこもそうだが空調が結構暖かめで汗かいたし、シャワー浴びてシャンプーしてさっぱりしました。傷口も特にカバーしなかったがしみなかった。


で、術後経過に問題なければ、産後ケア用の施設に転院。ということで、私も夕方に4泊の予定でBotany Downs Maternity Unitという施設に救急車で転送してもらいました。
人生初の救急車!でも緊急事態ではないので、サイレンも信号無視もなく、タクシーの代わり状態。赤ちゃんは病院で使用していたコットのまま特別なシートベルトで救急車のベッドに固定され、私はベンチシートにふつうに座ってました。
Botanyに無事到着し、先に来ていた旦那とジェマちゃんと病室で合流。
個室で洗面台はあるが、トイレとシャワーは共用。出産前は共用トイレとかまで痛くてたどりつけるか心配だったけど、麻酔効果で全然痛くないのでノープロブレム♪
食事はダイニングルームに所定の時間に行って食べるスタイル。朝食が7〜9時の間って感じなのですが、赤子の授乳だったり、眠ってくれなかったりで、数回食いっぱぐれました・・・・(泣)なので、旦那に頼んで非常食(マフィンとかフルーツ)をストックするようにしました・・・
よく入院中の食事時にママ友になるとか聞きますが、非社交的(苦笑)な性格のため、2、3会話するも連絡先の交換とかはしなかったです。育児にいっぱいいっぱいの中、付き合いの浅い人と英語で会話したりなんか無理・・・・


前回もそうでしたが、母乳の出が最初は悪くて赤子を満足させることができず、赤ちゃんは出ないおっぱいに吸い付きっぱなしで、出ない上に休ませる間がないために乳首が傷つき出血するという負のサイクルに陥りました・・・・そうこうするうちに確か3日目の赤ちゃんの体重チェックで、ニュージーランドの厚生労働省?みたいなとこの定める出生後の一時的な体重の減少の許容範囲を超えそうになったので、粉ミルクではないんだけど母乳のかわりの白い甘い液体を追加して与えることになりました。結果、それまではぐっすり眠る事がなかったのに、満腹で満足げな笑顔を浮かべながら飲んだらすぐ眠るように!!やっぱり相当空腹で眠れなかったんだろうなぁ・・・すまなかったね、息子よ・・・


で、この産後施設でもハプニングが!
お部屋に授乳用に置いてある1人掛の肘掛けソファがあるのですが、表面の合皮が裂けてる部分があったのですが、特に問題もなく3日が過ぎました。で、いよいよ明日は退院という4日目の夜にそれは起こった・・・・

ダニ      だと思われる

なんかかゆいなぁと思ってたけど、産後ナプキンとかのムレのせいかと最初は気にしてなかったが、かゆい部分が太ももから背中にかけて広範囲、しかも右側だけってことでなんかおかしいと思って、色々考えた結果、考えられるのはソファの中央右寄りの合皮の裂け目だけでした。おそるおそる場所の確認のためソファの上で空気椅子状態で座る真似してみたらほぼかゆい部分と裂け目の場所が一致したし。そしてなぜ最初の3日間は平気だったのか考えたところ、このかゆくなった日の夕方にシャワー浴びて、それまで着てたのよりかなり薄い素材のパジャマに着替えたので、ダニが素肌まで到達したのではないかと・・・・想像ですが。
何が悲しくて、人生初のダニアタックがよりによって出産後の入院中ってタイミング?!ただでさえ慣れない赤子のお世話で色々お疲れの中、激しいかゆみに襲われる羽目に・・・・(涙)
早速、ナースコールしてかぶれた右半身を見せて薬をもらいました。なんとかかゆみも治まり一安心でしたが、結構退院後もかゆみは長引きましたよ・・・
これが入院中の一番のおもひで・・・・


そんなこんなで滞在期間はあっという間に過ぎ、晴れて退院となりました。